企画「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」を計画中です
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企画「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」を立ち上げることにしました
こんにちは、咲です。
朝を迎える度に空気が冷え込んでいくような、そんな季節になりました。
お元気ですか。
年の瀬ではありますが、この度、昔から温めてきた企画を発表させていただきたいと思います。
「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」という企画です。
企画の趣旨~精神障害者と家族の摩擦をなくす為に~
この企画は、精神障害当事者の方から家族に対する想いを募集し、このブログで掲載していこうというものです。
統合失調症や鬱病、双極性障害など、精神障害と闘う人々の中には、自分の考えや感情をきちんと家族に伝えることが難しい、という人が多くいます。
逆に家族の方では、精神を病んでいる本人の行動を受け止めきれず、どのように接したらいいのか分からず苦しんでいることもあります。
ここに、お互いの望まない摩擦が生まれてしまうのです。
摩擦やすれ違いは、お互いの心をひたすらに消耗させます。
消耗した心ではうまくコミュニケーションをとることは出来ません。
お互いが疲弊していくのは想像に難くないでしょう。
もしもこの摩擦を少しでもなくすことが出来たなら、そこにある苦しみが少しでも減らせるのではないか…と、長年考えてきました。
その為には、精神障害者である私たちの「あの時私は、僕は、こう思っていたんだ!」「こう接して欲しかったんだ!」という叫びを、多くの人に知ってもらう必要があるのです。
統合失調症の私と家族の場合
私自身、統合失調症の症状が一番辛かった時、家族や友人の接し方に何度も絶望し、心を閉ざしました。
「私の育て方が間違っていたからこんな病気になっちゃったのね…」
と母が泣いた時。
「もっと辛い思いをしている人もいるんだから頑張ろう!」
と友人に言われた時。
「うちにそんな病気の人間がいることが恥なんだ!出ていけ!」
と祖父に言われた時。
(あなたの言葉に、私は傷ついている!)
(私は今、こんな症状で苦しんでいるの!)
(そんなこと言わないで!)
という自分自身の気持ちを相手に伝えることが、私にはできなかった。
統合失調症の症状で、言葉が纏まらなかったのです。
私の感情は怒りとなって爆発し、私自身と家族を苦しめました。
「私のことも、病気のことも、全然理解してもらえない…」
そう思い悩む一方で、家族は私への接し方に悩んでいました。
「これ以上何をどうすればいいのよ!」
と母に泣かれたこともありました。
泣く母を見て、思わず自分のふがいなさや想いの伝わらないもどかしさに、大泣きしたのを覚えています…。
この体験は、企画を立てるきっかけともなりました。
あなたの体験談を、ぜひお寄せください
お願いとお知らせがあります。
この企画に賛同・共感していただけましたら、どうか体験談をお寄せいただけないでしょうか。
募集開始は来年の1月からの予定です。
「文章書くのは慣れていないし…」
という方も、心配しないでくださいね。
文字数、書き方、問いません。
あなたの想いを、届けてください。
詳しい募集要項に関しましては、現在最終調整の段階の為、また追って発表したいと思います。
どうか、私の想いが広がっていきますように。