企画「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」に関してのお知らせ
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こんにちは、咲です。
気がつけば5月。
新緑の季節ですね。
最後にblogを更新したのは、昨年の12月。
長い事留守にしてしまいました。
…実は、昨年企画した企画、「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」のことで悩んでいたからなのです。
この企画は、精神障害当事者の方から家族に対する想いを募集し、このブログで掲載していこうというものです。
私自身、統合失調症発症当時は家族とのコミュニケーションに本当に悩まされていました。
私自身、統合失調症の症状が一番辛かった時、家族や友人の接し方に何度も絶望し、心を閉ざしました。
「私の育て方が間違っていたからこんな病気になっちゃったのね…」
と母が泣いた時。
「もっと辛い思いをしている人もいるんだから頑張ろう!」
と友人に言われた時。
「うちにそんな病気の人間がいることが恥なんだ!出ていけ!」
と祖父に言われた時。
(あなたの言葉に、私は傷ついている!)
(私は今、こんな症状で苦しんでいるの!)
(そんなこと言わないで!)
という自分自身の気持ちを相手に伝えることが、私にはできなかった。
統合失調症の症状で、言葉が纏まらなかったのです。
私の感情は怒りとなって爆発し、私自身と家族を苦しめました…
企画「精神障害者として、あの時私たちは家族にどう接して欲しかったのか(仮)」を計画中です - 今日も、統合が失調している。 より
家族の私への接し方には、発症当時は酷く傷つきましたし、今も当時と変わらず、家族や友人に自分の気持ちを分かって欲しい気持ちを持ち続けています。
同じような想いを今も抱いている方、またそういった想いを克服(と言ったらいいのでしょうか)された方の体験談を沢山の方に届けることが出来たら…。
そんな気持ちで企画していたのです。
しかし、ここに大きな壁が立ちはだかりました。
精神障害者の方から体験談をお寄せいただく場合には、契約書を書いていただく必要があると専門家から指摘を受けたのです。
「体験談を投稿してもらうのが精神障害者ということから、そういった体験談を投稿してもいいという判断が本当に本人の納得の上なのか判別する為にきちんとした契約書を結ぶべき」と。
その場合、直筆のサインとハンコが必要とのことで、契約書の提出をお願いするとなると投稿は殆どないのではないか…と、かなり落ち込みました。
その他にも色々なことが重なり、年が明けてから鬱状態が続いていましたが、5月に入って「この企画はどうしてもやり切りたい」、「頑張りたい」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
なんとか契約書に関してもう少し調べて、投稿する際の不安をなくせる方法を考えたいと思っています。
1月から投稿を受け付けるとアナウンスしていましたが、もう少しお待ちいただきますよう、よろしくお願い致します。