今日も、統合が失調している。

障害者手帳は便利なことがいっぱい!「精神障害者保健福祉手帳」を申請して手に入れよう!


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精神障害者福祉手帳を申請して活用しましょう

こんにちは、咲です。

 

鬱病統合失調症といった精神疾患をお持ちのみなさん、精神障害者保険福祉手帳」はお持ちですか?

一般的には障害者手帳と呼ばれているもので、その存在をご存じの方は多いかと思います。

しかし、障害者手帳という呼ばれ方から、

(なんとなく持ちたくないな…)

(障害者だっていう証明をするためのものなんて、申請しても意味ないな…)

という風に考える人も少なくありません。

 

今回は、障害者手帳を持つことのメリットを知らずに「なんとなく」持たないと決めている方、そして「そもそも精神障害者保健福祉手帳って何?」「手帳は持ってるけどメリットってあるの?」という方に向けてこちらの記事をお届けしたいと思います。

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精神障害者保健福祉手帳とは

そもそも精神障害者保健福祉手帳とはどんなものなのでしょうか。

 

精神障害者保健福祉手帳とは、一定の精神障害を持つ人の為の手帳です。

精神的な障害により日常的に受ける制約の程度によって、1級から3級の等級に分かれています。

 

障害者手帳を発行することにより、

・障害の種類

・障害の状態

を把握でき、障害者が必要とするサービスが利用しやすくなります。

また、手帳を所持する障害者の障害の程度に合わせたスムーズな支援も可能になります。

 

 

障害者手帳発行の対象となる病気

障害者手帳が発行される対象となるのは全ての精神疾患です。

 

代表的なものとして、

 

 

などが挙げられます。

 

 

障害手帳の申請のための条件とは

 

実は、精神疾患があっても必ず誰もが申請できるとは限りません。

精神障害者保健福祉手帳の申請には条件があります。

 

  • 何らかの精神疾患によって、長期にわたり日常生活又は社会生活への制約があること
  • 申請する精神障害での初診日から、6か月以上経過していること

 

が条件になります。

 

※初診日が不明な方も、病院で相談してみてくださいね。

基本的にはどの病院も、初診日を調べることが出来るようになっています。

 

 

障害の等級

申請時に提出する医師の診断書をもとに、各都道府県にある精神保健福祉センターという機関で審査され、1級から3級の障害等級が決定されることになります。

1級 精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
2級 精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
3級

精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの

 

 ※引用元/精神障害者福祉手帳|治療や生活へのサポート|メンタルヘルス|厚生労働省

 

 

障害者手帳を取得することのメリット

全国的に行われているサービスについて

 障害者手帳を取得することのメリットは、意外と沢山あります。

全国的に一律で行われているサービスをご紹介します。

 

NHK受信料の減免

  NHK受信料の支払い額も馬鹿になりませんが、障害者手帳を持っていると全額免     除、あるいは半額免除になります。

 

精神障害があると、どうしても収入源の確保が難しくなると思うのですが、受信料が減免になるだけでもかなり助かりますよね。

 

具体的な受信料免除の基準について知りたい方は、こちらのNHK公式サイトをお読みください。

www.nhk.or.jp

 

 

 

・税金の控除・減免

所得税や住民税などの税金も、控除や減免が受けられます。

 

例えば所得税

 

障害を持つ人が所得税を納める時は、障害者控除として27万円もの金額が所得金額から差し引かれます。

障害者を扶養している場合にも障害者控除として、一人あたり27万円が所得金額から差し引かれます。

27万円といえば、かなり大きな金額ですよね。

障害等級が1級になると更に金額が増え、40万円が差し引かれますから、これだけでも障害者手帳を持つメリットがあると言えるでしょう。

 

税金の控除は他にも、相続税の障害者控除や少額貯蓄の利子等の非課税、贈与税の非課税、自動車税自動車取得税の軽減(手帳1級の場合)等があります。

 

税金の控除・減免の条件等、詳しい情報を知りたい方はこちらをお読みください。

www.nta.go.jp

 

 

・その他のサービス

  • 生活福祉資金の貸付
  • 障害者職場適応訓練の実施等

 

 
地域や事業者によって行われていることがあるサービスについて

全国一律で行われているサービスに対して、地域によって行われているサービスや事業者が独自に行っているサービスもあります。

 

例えば、鉄道やバス、タクシーなどの運賃が減免になったり、駐車場や駐輪場の利用料が減免になったり、携帯電話料金の割引サービスなどもあります。

映画を1000円で観られるところも多くありますよ。

 

公営住宅への入居が優遇され、家賃が減免されることも。

(諸条件はよく確認をしてくださいね)

 

 

 

 

 

 

その他のお得な情報

 ちなみに、私が障害者手帳でお得に利用できる場所があるかを調べる為に利用しているサイトがありますので、リンクを貼らせていただきます。

無料サービスや割引サービスのある施設の情報等を、都道府県別にみることができます。

shogaisha-techo.com

 

 

 

まだまだ書ききれない程のサービスがあります。

精神障害者手帳」というとあまりいいイメージがない方もいるかもしれませんが、障害者手帳を持つことでたくさんの恩恵を受けることが出来るのです。

「自分も障害者手帳を持てるのかな?」と気になった方は、是非一度主治医に相談してみてはいかがでしょうか。