今日も、統合が失調している。

生活保護の担当ケースワーカーとのトラブル

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ケースワーカーに意見したら嫌がらせを受けました

久しぶりの更新になりました。
お元気ですか。
咲です。

実はここ最近体調が悪化していて、時々乖離を起こしています。
冬は特に調子を崩しやすいのですが、この体調不良は季節のせいだけではないと感じています。 

今年、私は元々の住まいから急遽引っ越しました。
引っ越しをした時のブログ記事がこちらです。

tougou-sicchou.hatenablog.com

 

tougou-sicchou.hatenablog.com

 

tougou-sicchou.hatenablog.com

 

「なんだか変だな?」
と思った方もいらっしゃるでしょう。
引っ越しの準備編までで、記事が終わっているのです。

実は、ブログには引っ越しが完了するまでを書く予定でした。
しかし、引っ越しの準備をしている最中、あることで担当のケースワーカーさんに苦言を呈したことから嫌がらせを受けた為、記事の更新が出来なくなってしまったのです

暫く記事の更新をお休みして、最近また少しずつブログを書くことが出来るようにはなってきましたが…。
あの時のケースワーカーさんからの嫌がらせが本当にトラウマのようになってしまっていて、今でも時々思い出しては怒りと諦め、そして悲しみに震えています。

今回は、そのケースワーカーとのトラブル話を書こうと思います。

 

生活保護ケースワーカーとのトラブルのきっかけ

そもそも、トラブルのきっかけは(少なくとも私にとっては)些細なものでした。

元々、そのケースワーカーは「いついつまでに連絡します」と言って連絡してこなかったり、「次の〇曜日の午後に訪問します」と言ったのに来なかったりということが頻繁にありました。
仕事柄忙しくて忘れているのだろう、と最初は思っていましたが、回数を重ねるうちに少しずつ疑問に思い始めました。

(もしかして、単純に言ったことを忘れてるのかな?)

私の感覚で言うと、「連絡します」「訪問します」と決めたことが何らかの理由で出来なかったならば、電話や手紙の一本は入れるのが普通だろうと思うのです。
でも、それがないのだからそもそもの約束を忘れているのだろう、と。

しかし、どうやらそうでもなかったということが引っ越しの準備の中で分かってきました。
契約に関することで「今日の夕方までに電話で連絡しますね」と言われたのに、業務終了の16時50分になっても電話が来ない。
何かトラブルがあったのだろうかと不安になり、電話を掛けてみることにしました。
すると、

「もう17時になるのでまた来週連絡します」

と言って、電話を切られました。
ここでやっと、

(あぁ、この人は私との約束を約束と思っていないんだな。)

と気づきました。
内心、この対応にはかなり苛々しましたが、努めて穏やかに話はしていたつもりです。

結局、翌週月曜日には提出する書類があって保護課を訪れたのですが、その際に思い切って

「お忙しいことはじゅうぶんに承知していますが、連絡をすると言ったのに連絡がないということが頻繁にあると、病気のこともあって不安に感じます。あまりにも忙しくて連絡できるか分からない場合は、そのように言っていただいて大丈夫ですので、無理なさらないでください。」

と、なるべく丁寧に伝えました。
すると、私に意見されたことが余程気に入らなかったのでしょう、この日を境に無表情で理不尽な対応をされるようになってしまったのです。

 

生活保護ケースワーカーへの怒り

理不尽な対応は1つや2つではありませんでした。
その中でも、ケースワーカーへ意見することは絶対に許されないのだと実感したことがあります。

引っ越しの際に照明が新たに必要になったため、その費用が出るかどうか聞きに行った時のことです。
生活保護法に定められている通り、家具什器費という名目で照明代は出るはずでした。
しかし、

「そんな決まりありません。出せません。忙しいので帰ってもらっていいですか。」

ケースワーカーにあしらわれました。
ここまでで一度記憶は途切れています。
どうやら、私が怒りで発狂して大騒ぎになってしまったようでした。

その後私が落ち着いてから、保護課の係長から私への聞き取りがあったのですが、「担当のケースワーカーにも事情を確認します」とのことで、後日係長が自宅を訪問する約束となりました。

訪問の約束の日、係長から話されたことは、信じがたい話でした。

「〇〇(担当のケースワーカー)は、家具什器費に関しては相談中だったと言っています。」

呆然としました。

どこまで私を馬鹿にするつもりか、と。

しかし、これ以上トラブルを起こせばまた何かあった時に不利になると思い、それ以上は何も言えませんでした。
その他の理不尽な対応に関しては、特に何も報告はありませんでした。

 

ケースワーカーに嫌われたら終わり。
生活保護受給中はケースワーカーの一存で全てが決まる

このトラブルで、私ははっきりと理解しました。
ケースワーカーに嫌われたら、生活保護受給者は終わりなのだと。

受給中の色々な事が、ケースワーカーの一存で決められるのです。
本来なら出してもらえるはずのお金を出さないと言い張ることも可能だし、自分はそんなこと言ってないと言って逃げることも可能。

私にこれから出来ることは、誰が私の担当ケースワーカーになってもなるべく会話をせずに済むようにする、ということ。

生活保護を受けている限り、こういうことはこの先も起り得るでしょう。
生活保護は私だって出来るだけ受けたくない。
しかし、私の病状では働くのは厳しいと主治医も言う。

 

やはり、もう一度ホームレスになるしかないのだろうか、と毎日考えて過ごしています。

 

 

 

 

過食嘔吐をやめたい…私の克服体験記

こんにちは、咲です。
このページを開いているということは、きっと摂食障害で悩んでいる方か、悩んでいる方のご家族だろうな…と思いながら、今、この記事を書いています。
今回は、過食嘔吐に悩む方へ向けて、私が過食嘔吐をやめられたお話をしていこうと思います。

 

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私も過食嘔吐で悩んでいました。


私が摂食障害を発症したのは、18歳の時。
その当時お付き合いしていた男性から「少し痩せて欲しいんだけど…」と言われてダイエットを始めたのがきっかけでした。

 

最初は、少し食事制限をしながらウォーキングするという至って普通のダイエット法でした。
しかし、スルスルと落ちていく体重が快感になり、次第にご飯を全く食べられなくなっていったのです。
この時、母に精神科へ連れていかれ、初めて診断されたのは拒食症でした。
拒食症の期間は長かったのですが、拒食の間はダイエットハイになっていて、精神的に病んだりすることはありませんでした。


※ダイエットハイ(ダイエッターズハイ)とは、ダイエットによって気分が高揚し、空腹感を感じにくくなったりトレーニングの疲れを感じにくくなったりすることです。


ある時心配した妹が買ってきてくれたシュークリームを、「一口だけなら…」と口にしました。
その瞬間、「こんなに美味しいものを食べられずに私は死んでいくのか!」と気持ちが爆発し、そのまま冷蔵庫の中や茶箪笥のお菓子を漁ってとにかく食べ続けたのです。
食べている間は何も考えられませんでした。
とにかく食べなければ、口に詰め込まなければ、そんな衝動に駆られていました。
家中の食べ物を食べ尽くすと、今度は吐き気で苦しむことになります。
そこで、私は閃きました。
「吐けばチャラになるんじゃない?」
と…。
これをきっかけにその後、拒食症ではなくなったものの、過食嘔吐に何年も悩まされ続けました。

 

私の過食嘔吐が治ったきっかけ

最初の気づき

私の過食嘔吐は何年も続きました。
歯は虫歯だらけでボロボロになり、吐いても痩せることはなく、どんどん太っていきました。
過食嘔吐なんてもうやめたい!」
毎日本気でそう思っているのに、止めることが出来ずに一人で苦しみ続け、
「何故私は過食嘔吐を止められないのか」
ということを考えるようになったのです。

日々の自問自答の中で浮かび上がったのは、周囲の人間(特に母親)への反発心でした。
私が当時よく言われたことを書いてみますね。

 

  • 「痩せたいと思うことは悪である」
  • 「自分が食べたくて沢山食べているくせに、痩せたいからと吐くのは甘えである」
  • 「吐きたくなくても吐いてしまうというのは嘘。摂食障害はただの甘えである」
  • 「あなたよりも辛い思いをしている人は沢山いるのだから頑張りなさい」
  • 「本当はあなたは病気ではない。心の病気なんてない。気の持ちようである」

 

言い方は様々だとは思いますが、似たような事を言われた経験がある人もいることでしょう。
こうした言葉に反発する度に、私は過食をしては吐いていました。
憎しみの感情に満ち溢れていたし、悲しかった。
「他の誰でもない!」
「私自身が!!」
「苦しんでいるのに…!!」
そんな気持ちで一杯でした。

私自身を苦しめているものの正体

自分の中の母親への反発心に気づいてからも、暫くは怒りや悲しみに任せて過食嘔吐を繰り返す日々は続きました。


ある日のことです。
吐き疲れた体とぼんやりした頭で、「もう吐くのをやめたい…どうして止められないの…?」と自分に聞きました。
すると、何故か急に「分かった」のです。
母親や親戚、知人…皆が私に言ってくることが、私自身を苦しめているのだと。
それならば、私自身が私を肯定してあげることから始めればいいんじゃないか、と。

 

それは私にとっては大切な気づきでした。
私は直ぐに、周囲の人々から言われることをノートに書き出し、反論を隣のページに書いていきました。

 

私を苦しめるものへ、初めての反論

私は初めて、母親や周囲の人々へ(ノートにではありますが)反論しました。
こんな風にです。

 

「痩せたいと思うことは悪である」

 痩せたいと思うことは「悪」ではありません。
太っていることは今の日本ではあまりよく思われないこともあります。
摂食障害ではない人だって、ちょっと太ったなと思ったら自然と痩せようとするでしょう。
痩せたい、痩せようと思うのは自然な気持ちです!
私は今、痩せることに拘り過ぎているだけ。
それだけです。

 

「自分が食べたくて沢山食べているくせに、痩せたいからと吐くのは甘えである」

決して食べたくて食べている訳じゃありません。
毎日毎日、「もう過食嘔吐なんてやめたい!」って思っています。
歯もボロボロ、肌はガサガサでニキビだらけ。

ただ痩せて可愛くなりたかっただけなのに、誰が好き好んで過食嘔吐すると思うの?

 

「吐きたくなくても吐いてしまうというのは嘘。摂食障害はただの甘えである」

 摂食障害になったこともないのに、どうして嘘だと分かるの?
吐くのはとても苦しいし疲れます。
どうしても吐かなければいけないという強迫観念が私を押しつぶそうとするんです。
私がどんな気持ちか分からないでしょう?
たとえ家族でも、私がどんなことにどんな風に悩み、苦しんでいるかなんて分からないはず。
私は食べたくて菓子パンを食べてるわけじゃないし、吐きたくて吐いてるわけじゃないんです。

 

「あなたよりも辛い思いをしている人は沢山いるのだから頑張りなさい」

ご飯を食べられずに亡くなっていく人達もいる?
私よりも大変な、辛い思いをしている人もいる?
私の苦しみと、他の誰かの苦しみは、決して比べるものではない。
苦しみに、軽い苦しみも重い苦しみもないんです。
それに、誰の方が大変だ、こっちの方が辛いんだ、なんて誰が決められるのでしょうか。
そして、私は頑張っていないと、そう思っているということなのでしょうか。
私は苦しんでいるし、頑張っている。
それは確かな事なんです。

 

「本当はあなたは病気ではない。心の病気なんてない。気の持ちようである」

私が心の病だと恥ずかしいんですか?
だからそんな風に言うのですか?
気の持ちようで治るなら、何故「もう過食したくない、吐きたくない」と思ってもやめられずに私が辛い思いをするんでしょうか。
私は摂食障害という病気だし、治療が必要なんです。

 

 

反論で得られたもの、そして回復

こうして毎日言われて嫌な思いをしたことをノートに書き、それに反論していきました。
暫くノートで反論を続けていくと、自分の中で整理できずにいた気持ちにも向き合うことが出来るようにもなりました。
また、自分に向き合っていく中で、過食嘔吐等の摂食障害の症状は、私にとっては心のバランスをとるためのものだったんだと気づきました。
「それまでの私にとって過食嘔吐は必要な事だったんだ」と分かった時には、心からホッとしたのを覚えています。
それと同時に、心の安定を求めて過食嘔吐することで、体も心もさらに不安定になっていっている事も理解することが出来ました。
「もしかしたら、もう過食嘔吐は必要なくなるのかもしれない。」
そんな思いが自然と心に浮かび、それから段々と過食嘔吐の回数が減っていったのでした。

 

過食嘔吐を克服して感じた、大切な事。

ここまで私の体験をもとにお話ししてきましたが、誰もが同じことをすれば治るのか?と言われると、正直言ってそれは分からないのです。
摂食障害は心の病気なので、体の傷を治すのとは違って治療のアプローチも様々だからです。
しかし、摂食障害というのはストレスが引き金になっていることが殆どです。
どんな治療法を選ぶとしても、この摂食障害を克服する為には
「自分のストレスの原因を見つけ、向き合うこと」
が大切なのではないかと思います。



自分が過食するのはどんな時なのか、思い返してみること。
どんな場面で、どんなことを感じたのがきっかけで、過食(嘔吐)したのか。

例えば、
「初対面の人との食事会で」
「打ち解けられなくて」
「変に誤解されたように思って」
帰宅してから過食嘔吐した、とか。

色々なパターンがあると思います。
あるいは、私のように家族や親戚から言われることがストレスで過食嘔吐してしまうとか。

 

一度自分のストレスの原因に気がつけば、そのストレスへの対処法を考えることができますし、ストレスに対処が出来るようになると、過食(嘔吐)のトリガーをひく回数も自然と減るのではないかと思います。

 

最後に

今回お話しさせていただいたことは、あくまでも私の過食嘔吐克服体験に基づいたものになります。
今、過食嘔吐や非嘔吐過食、また拒食症などで悩み苦しんでいる方の心が、少しでも和らげばと思いながら書かせていただきました。
しかし、摂食障害に関わらず、やはり病気の治療は精神科や心療内科、またはセラピーで受けるのが基本と思っております。
勿論私自身も精神科に通院していました。
こちらの記事は参考程度と考えていただけると幸いです。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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 対人関係療法の第一人者である精神科医水島広子先生の著作。

薬物療法だけでは改善が見られない方、一度読んでみてはいかがでしょうか。

拒食症・過食症を対人関係療法で治す

「冬の鬱」を乗り越えるために見つけた、私なりの気晴らし方法。

冬は鬱が酷くなりやすい。「冬季うつ病

こんにちは、咲です。
朝晩の冷え込みが辛くなってきましたね。
もうすぐ冬なんだなぁ…と感じる毎日です。


実は私、冬になるとどうしても鬱が悪化してしまうんですよね…。
病院の待合室でも、冬になるとそんな会話がどこからともなく聞こえてきたりします。

 

先日病院で主治医に聞いたのですが、季節の変わり目(特に秋から冬にかけて)は、どうしても落ち込みやすくなったり、体が疲れやすくなったりするものなんだとか。
しかも、春になると冬の鬱々とした気持ちも自然と治っていく方が多いんだそう。
毎年冬から春にこれを繰り返している場合は、冬季うつ病(季節性感情障害)の可能性があるそうです。
(※くれぐれも自分で診断しないようにしてくださいね。困ったときは心療内科、もしくは精神科を受診してください)

 

私、この「冬の鬱」がかなりきつくて、体痛くて動くのも辛くなったり、些細なことで絶望的に落ち込んだりして、「人生を終わらせる!」と決意する事もしばしば…。
周囲の人にかなり迷惑をかけてきました。

今年ももうすぐ冬がやってきます。
今年こそ無事に冬を乗り越えたい!
ということで、私なりの気晴らし法を探してみました。
少しでも参考になったら嬉しいです。

 

 

 

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「冬の鬱」を乗り越えよう!私なりの気晴らし方法

「冬の鬱」気晴らし方法①ギターやピアノなど楽器を始めてみる

ここのところ体調が悪く、寝込んでばかりだったので、「気晴らしに一緒にやろうよ!」と誘われたのがギターでした。
元々私、音楽が大好き。
ハードロックからパンク、クラシックと幅広く聴きます。
(もう年齢が年齢なので、懐かしいね~と言われるBANDばかり聴いてますが…)
「毎日こんな状態じゃ、精神的にも身体的にもよくないよね」
ということで、早速二人で課題曲を決めて練習を始めてみましたが、好きな曲が弾けるようになるって、凄く楽しいです。
楽器に限らずかもしれませんが、手元を動かしているときというのはそちらに集中するので、深く考え事をしなくて済みます。
そのお陰か、最近は鬱々とした気分になることも少なくなりました。
音楽が好きな方、楽器演奏に興味がある方は、この機会にギターやピアノ等チャレンジしてみては?

 

「冬の鬱」気晴らし方法②ブログで自分の思いを綴ってみる

 辛い、苦しい気持ちを吐き出すことって、なかなかないですよね。
友人や家族にも話しづらいという方は多いのではないでしょうか?
私も思い悩んでいることを誰にも話せず、自分で自分を追い詰めていった結果「統合失調症」になっていました。
そんな私ですが、自分の考えていることや伝えたいことを書き残すためにブログを始めて、自分の気持ちの整理が少しずつ出来るようになりました。
ストレス発散にもなっているような気がします。
「自分の悩みや苦しみを話したくない」という方もいるかもしれません。 
そんな方は、趣味の話でもなんでも、日記を綴る感覚で気楽に書いてみてくださいね。
ブログを始めるのは本当にお勧めですよ。

 

「冬の鬱」気晴らし方法③号泣する

「え?号泣…?」と思った方。
そうです、「号泣」です。
私、音楽聴いたり映画観たり、本を読んだりして感動すると、号泣してしまうんですよね。
そして、もう涙出ない!って言うくらい泣いた後、物凄くすっきりしているんです。
晴れ晴れとした気持ちになって、「よーし、やってやるぞ!」という活力に満ちてくるんですよね。
この、何か漲ってくる感覚って、私の場合辛いことがあって泣いた後には感じないんですよ。
もしかしたら、素敵な音楽や映画や本から、力を分けてもらっているのかもしれません。

「冬の鬱」気晴らし方法④日向ぼっこ

これは意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一日10分でも太陽の光を浴びると精神的に安定しやすいです。
これは私も身をもって体験しています。
統合失調症の症状が酷い時、カーテンを閉め切って陽の光が入らないようにしていたのですが、主治医に言われて渋々カーテンを一日10分だけ開けるようにしたことがありました。
それまで無感動で何をする気力もなかった私でしたが、暖かな陽の光を浴びて、その優しさに思わず涙したのを覚えています。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当のことです。


何故、日向ぼっこをするといいのか。
太陽の光を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは、幸せホルモンと呼ばれるだけあって、「精神的な安定」をもたらし、「幸せ」を感じやすくさせてくれるのです。

 

私も明日は久しぶりに、公園に日向ぼっこしに行こう。

今年の冬も、「冬の鬱」を乗り越えよう

もうすぐ冬がやってきます。
こまめなストレス発散や気分転換で、「冬の鬱」を乗り越えていきましょう。
私の気晴らし方法が少しでも参考になれば幸いです。

精神障害者の労働は何故難しいのか

こんにちは、咲です。

新居へ引っ越してから体調が優れず、寝込む日が続いています。

これを読んでくれているあなたは、毎日をどんな風に過ごしていますか。

時々、読んでくれている人と話してみたいなと思ったりして。

 

さて、今回は当事者として精神障害者の労働について考えてみたいと思います。

 

 

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統合失調症等『精神疾患』を抱えながら働くのが如何に難しいことか

統合失調症鬱病双極性障害などの精神疾患を抱えながら働くのは、本当に難しいことです。

症状が落ち着いたと思ってアルバイト等始めても、長く安定して働ける人はかなり少なく、”独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構 障害者職業総合センター”によれば、精神障害者の職場定着率は就職後1年で34.6%にまで落ちてしまうといいます。(ハローワーク調査による)

この数字こそが、精神障害者にとって如何に労働を続けていくことが難しいかを物語っているでしょう。

下記に参考URLを添付しましたので、よろしければご覧ください。

 

 

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出典URL

www.nivr.jeed.or.jp

 

 

 

精神障害者の労働の継続が難しい理由

では、どうして労働を継続することが難しいのでしょうか。

私が精神障害当事者として考える、その理由を考えてみたいと思います。

 

1.当事者でなければ病気を理解することが難しい

まず第一に、『病気への理解』という関門があります。

統合失調症鬱病等、実際に精神疾患を抱えながら生きている私達(敢えて私達と言わせていただきます)は、当事者であるからこそ病気の症状を理解していますが、そうでない人達にとっては精神病一つひとつを理解するということはなかなか難しいでしょう。

理解してもらうために自分の病気の特徴やその時々の体調を周囲に説明すること自体が、逆に大きなストレスになることもあります。

『理解されない』ストレスから、仕事を辞める人も多いでしょう。

 

2.精神障害をオープンに出来ない

自分の抱えている精神障害を『オープン』にせず、所謂『クローズ』で仕事をする人もたくさんいます。

クローズで就職した方がオープンの場合よりも仕事の選択肢が増えますし、障害者枠での就職よりクローズでの就職の方が給料が高いことも一因でしょう。

また、「自分が『精神障害者である』と知られたくない」という人もたくさんいます。

 

精神障害をオープンにせず就職した場合、周囲にバレるのが怖くて勤務中の服薬や定期的な通院が難しくなり、結果的に体調を崩して仕事を辞めざるを得なくなる人も多いようです。

 

3.ストレスをうまく発散し、体調を安定させ続けることの難しさ

統合失調症鬱病双極性障害などの精神障害を抱えながら働くときには、如何にストレスに押し潰されないかが重要です。

特に、就職して新しい環境に身を置いた時には、不安やストレスを感じやすいもの。

それが呼び水となって、体調を崩してしまう人が多くいます。

不安やストレスを感じたら、こまめに発散してリセットできればいいのですが…。

なかなか難しいですよね。

 

 

 

精神障害者が仕事を長く続けていくために

では、精神障害を抱えながらも安定して働くには、どうしたらいいのでしょうか。

色々な対処法が考えられると思いますが、私は以下の2つを大事にするべきと考えています。

 

1.焦って就職しないこと

病気の症状が落ち着いてくると、どうしても焦る気持ちがわいてきます。

仕事をせずに休んでいることに、罪悪感をもってしまいがちだからです。

でも、病状が落ち着き始めた段階で就職してしまうと、一気に病状がぶり返したり、もっと病気が酷くなってしまう事もあります。

主治医と相談し、就職へのGOサインが出たところで、短時間のアルバイトから始めるのが良いでしょう。

 

2.こまめなストレス発散でリフレッシュを

就職後は、新しい環境や周囲の人々との人間関係でストレスを感じやすくなります。

自分だけのリラックス法やストレス発散法を見つけて、こまめにリフレッシュしましょう。

また、定期的な通院で主治医に不安や悩みを話すことも、リフレッシュに繋がるでしょう。

 

 

まずは心の安定を大切に

今回は精神障害者の労働について考えてみました。

『一般的な企業への就職』を念頭に考えましたが、私は『就職』以外の道もあるのではないかと考えています。

例えば、動画投稿等でも収入が得られる時代になってきていますし、企業へ就職せずに自分のスキルを活かしてライターの道を選ぶ人も増えてきています。

まさに、ストレスのかかりづらい方法で収入を得る事が可能な時代になってきたと言えるのではないでしょうか。

 

心の安定を大切にし、「何か行動に移したい!」と思ったときにはなるべくストレスになることは避け、「これなら出来そうだな」と思えるものから少しずつチャレンジしていきましょう。

 

 

私の担当が今の主治医で本当に良かった、と思った出来事。

こんにちは、咲です。

 

昨日、引っ越しやらなにやらのストレスで統合失調症の症状が酷くなり、通院予定日より早めでしたが病院へ行ってきました。

 

昨日までの私は、「殺される」という気持ちでいっぱいでした。

病院に行って主治医に「私、殺されます」というと、

「誰に殺されるの?」と聞かれたのです。

口をついて出たのはこんな言葉でした。

 

「コロナの問題で、老人をいつまで生かしておくのか考える必要があるって意見を耳にして…障害者や老人に安楽死を認めるべきだという話題とか…私はそれは違うと思っていて…。私は殺されるんだなと思って…」

「私は人間の出来損ないで、価値がないんです…」

「だから、殺される…」

 

統合失調症の特徴なのか、ちゃんと伝えようとしても言葉が上手く繋がりません。

だから、時々自分でも相手に伝わらないだろうと思うことがあります。

でも、主治医はきちんと気持ちを汲み取ってくれました。

 

「いい気づきだよね。僕は優性思想に繋がるような考えは、やはりよくないと思う。そしてあなたもそう思ったんだよね。それに、自分もその対象になるかもしれないと。だから泣いているんだよね。」

「僕は思います。老人の命と若者の命に差はない。障害者と健常者の命に差はない。どれも大切な命です。あなたは人間の出来損ないでもないし、価値がないわけでもない。大切な命の一つですよ。」

 

主治医からこう言われて、涙が止まりませんでした。

 

統合失調症を発症してから、自分の価値というものをずっと考えてきた私。

普通の人よりできないことの方が多いのが、とてもコンプレックスでした。

 

こんな私に価値はないとずっと思ってきたし、生きていていいんだろうかと何度も自問してきました。

心のどこかでは、「生きていていいんだよ」と言って欲しかったのかもしれません。

 

昨日の主治医の言葉は、私のみならずこの世のすべての人を肯定する言葉でした。

私は本当に救われた気持ちです。

主治医に出会えたことに感謝の気持ちしかありません。

 

引っ越し完了までもう少しですが、また調子を崩すことなく無事に引っ越しを終えたいと思います。

 

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物件の審査が通って、引っ越しの準備をしています。

こんにちは、咲です。

先日ブログを更新してから、バタバタと忙しくてブログを更新できていませんでした。

ごめんなさい。

 

前回のブログでは、物件の申し込みをして保証会社の審査待ちで終わっていたと思います。

その続きからお話ししていきたいと思います。

 

あの日は保証会社の審査が厳しいのではないかというブログを更新してから横になったのですが…。

当日中に保証会社から連絡が来なかったので、審査落ちしたと思っていたんですよね、実は。

それで調子を崩して寝たのが本当のところなんです。

 

ところが翌日、不動産会社から連絡があって「審査が通りました」とのこと。

「審査に落ちたのかと思いました…!」と私が言うと、

「確かに審査は一回落ちましたよ」

 

…え~!!

 

 

 

話を聞くと、最初に通そうとした保証会社は審査が厳しくて落ちてしまったので、次の保証会社で審査にかけてくださったそうです。

そして、無事に審査通過。

 

張りつめていた糸がぷつんと切れて、涙がこぼれました。

審査通って、本当によかった。

 

大家さんの許可もでているので、もう引っ越し業者を探せるとの事だったので、何社か見積もりを取ってもらってケースワーカーさんから許可をもらえた業者さんにお願いをしました。

 

急な引っ越しになりましたが、プラスに考えて引っ越し準備を進めています。

頑張らないとね。

 

 

 

 

 

物件に申し込みをしてきました。

こんにちは、咲です。

 

今日は、昨日見つけた物件を内覧して、申し込みをしてきました。

正直なこと言っていいですか?

めちゃくちゃ綺麗で素敵すぎるお部屋でした…!!

もう、この部屋しかないっていうくらいのお部屋でした!!

2口のガスコンロでお魚も焼ける綺麗なキッチンが、特に気に入ってしまいました♪

 

内覧した後に、すぐに物件の申し込みをしたのですが、

自宅に帰ってきてからふと思ったんです。

 

家賃保証会社の審査、どうなるんだろう…?

 

やはり、今現在生活保護を受給中ですし、保証会社の審査厳しいんじゃないのかな、と…。

もしもこれで今回の申し込みに落ちたら、かなり落ち込むと思います。

今から不安で胸がドキドキしています。

3日以内に入居の可否が分かるそうなのですが、精神的に持つかどうか不安です…。

 

今夜は、薬を飲んで早めに横になろうと思います。

みなさん、おやすみなさい。